ウガンダは薬局の数がとても多い国で、病院で診てもらう金銭的な余裕のない人が薬局に行って症状を伝えて、薬剤師に薬を処方してもらうという治療方法が主流であることが、ウガンダで薬局が理由です。薬剤師の当たり外れもありますが、何の検査もせずに、患者の口頭の説明だけを手がかりに薬を処方するのはやはり危険で、且つ日本だと医師の処方箋なしには入手できないような薬でも、こちらでは商品名を伝えるだけで簡単に入手できるのでなおさらのことです。
上記が私が出張時に常備している薬ですが、解熱剤とペネシリン。扁桃腺が弱く、年に何度も熱を出し、声がガラガラ声になったり、ひどい時は話せなくなって筆談するくらいでした。出張先でそれが起きるととにかく大変で、見知らぬ土地で診てもらうと藪医者に引っかかってしまう可能性も高く、いつもお世話になっているかかりつけ医に相談して、過去何年か分の記録から選んでもらった常備薬です。カンパラにいたらちゃんと診断を受けてから治療した方が良いが、地域によっては医療体制が不十分なところも多いので、いつもの症状がでたら、取り敢えずこの薬を飲みなさいとのことでした。
ペニシリンの効果はてきめんで飲むと直ぐに症状に改善が見られます。あと、いろいろな解熱剤を試しましたが、上記のDiclo-Denkが一番即効性があります。あと体温計は、体調が悪い時にやっぱり熱が出てるとか、意外とあんまり出てないとか、体調を数字で表してくれるので便利です。