私が今までアフリカで体験したこと、見聞したことを振り返りながら、いろいろ書いてみようと思う。
私にとってのアフリカは日常であり非日常ではなく、居住地であり旅先ではないにもかかわらず、どれだけ慣れ親しんでも、どれだけ時間が経っても、それは私にとって異文化であり続け、ここで私は異邦人であり続ける。異文化を自分の中で消化し自分にとって当たり前になったこと、消化できず当たり前にできずにいること、これは当たり前にしてはいけないなと思うことがあり、常に日本的な意味での常識と当地での常識を行ったり来たりしている。
1994年から四半世紀以上ウガンダに住み、感性、感覚が一般の日本人とは異なるので、読んで面白いと思ってもらえるか分からないが、今まで感銘を受けたり、失望したり、なんとも思わなかったりしてきたが、そんなできごとをいろいろ書いてみる。