バオバブの成長 6 (本当はキョウチクトウ)

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10年ほど前にセネガルで買ってきたバオバブ。ダカール空港の免税店で、バオバブの苗木であるということで買ったのだが、花の色が全く違うので調べて見たところ、全く異なる書類の植物、キョウチクトウ科のデザート・ローズだった。

砂漠で育つ植物だけあって、殆どなにも世話をしていないにも拘わらず、この10年ほど年に1-2回ほど花を咲かせていた。花は1週間ほどで散ってしまうのだが、出張中に咲いたりすると、私以外の人だけがそれを楽しんで悔しい思いをしたこともある。

数年前に少し大きめの鉢に入れ替えて軒下に置いていたのだが、最近花が咲く頻度が下がったように思うのと、鉢の中の土がバサバサになったように見えたこともあり、鉢から庭の地面に移し替えることにした。鉢の大きさが根の生長を阻害していただろうし、鉢の中の土の栄養も使い果たしていたことだろう。

ちょうど庭の草を入れ替えようとしていた時だったので、来てくれていた庭師の男性に手伝ってもらった。彼はこれが砂漠に育つ植物であることをちゃんと知っていた。既に、鉢の中は根っこでパンパンになっていて、引き抜くと根っこが折れてしまうとのことで、鉢の方を壊してこのデザート・ローズを引き抜くことにした。

プラスチック製の鉢をバキバキと壊して、引き抜いてみたところ、地上の茎の数倍以上ある図太い根っこが出てきた。大根みたいな形をしていて、砂漠で雨が降らない期間中に必要な水分をここに貯蔵する仕組みなのだろう。根っこの長さが鉢の高さと同じくらいで、おそらく鉢植えにしていたことがこの植物の生長を止めたいたようだ。こんな根っこがあることを知らず、とにかく驚いた。

そして、新しく庭に植えた草の隣に移し替えた。カンパラは降雨量がそれなりにあるので、この庭に直接植えると水の量が多すぎるかもしれず、少し心配だ。庭で弱ってきたら、また鉢に入れて軒先に置くことになるが、それなりに大きな鉢が必要になるので、大変な作業になるだろう。ただ、もし庭で上手く育った場合、次の引っ越しの時にここに置いていくことになるかもしれない。

この植物とは思ったよりも長い付き合いになっているが、これからも大切に育ててみようと思う。

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